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中小企業を対象とした資金を融資する業者

商工ローンという金融業者を耳にしたことがありますか?
まだ存在はしているのかもしれませんが、一頃と比べると名前を聞かなくなりました。
社会問題として取り上げられたこともある商工ローンですが、これは何をしていた業者なのでしょうか。
これは、個人ではなく中小企業を対象とした資金を融資する業者のことをいいます。
銀行と同じではないかと思うかもしれませんが、実はある裏ワザを使い結構ギリギリの線で収益をえるようなビジネスをしていて、それが取り上げられて騒がれたことがあったのです。

大企業と違い、中小零細企業は資金繰りが一番の悩みであることは常に変わりません。
商工ローンは、銀行が貸し渋りをしていた時代に中小企業向けに誕生しました。
ここは銀行と違い貸し渋りはしません。
融資もバンバンしていたため、資金繰りに四苦八苦していた企業経営者にとっては救いの神のような存在でした。
しかし、商工ローンもビジネスで貸金を行っているのですから経営に不安要素が多い企業に融資する際には保証人が必要となっていました。
ここまでは普通の金融機関と変わりはありませんが、保証人が責任を負う、という点に問題があったのです。

100万円の融資を受けた会社があったとします。
借金がどんどんふくれてしまい、最終的に1000万円にまでなった時点で倒産してしまい返済ができなくなったとしましょう。
保証人は責任を負う、とありますので1000万円の返済請求がくるのですが、当の本人からしたら100万円の保証人になった認識しかありませんので、そう主張することでしょう。
しかし、保証人には「根保証」という義務が負わされており、初めの融資が100万円だったとしても融資枠が1000万円までありその枠全額に対して保証を負う、という内容になっていたのです。

これが、商工ローンの使っていた裏ワザです。
根保証を盾に取り立てに来ては、目玉や肝臓を売ってでも返済をしろというような暴言まではかれていたことが社会問題になり、最終的には摘発されてしまいました。
現在では考えられないような方法ですが、借入れ不可になった中小企業の行き場としてこんな業者が繁栄した事実は、今もある借金事情に何かしらの暗示をしていると思います。

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2011年7月26日 | コメントは受け付けていません。 |

カテゴリー:今後の消費者金融

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